小児喘息の原因について

喘息の人の気道は、症状がないときでも常に炎症をおこしており、健康な人に比べて気道が狭くなって空気が通りにくくなっています。炎症がおこっている気道はとても敏感になっていて、正常な気道ならなんともないホコリやタバコ、ストレスなどのわずかな刺激でも狭くなり、発作がおきてしまいます。
小児ぜんそくの約80%は3歳までに発症するといわれ、その多くは、アレルギーによるぜんそくです。
原因となるアレルゲン(抗原)は、空気とともに吸い込む吸入性アレルゲン。・代表的なものは、ホコリやダニ、カビ、ペットの毛、花粉などです。
ぜんそくの子どもは気管支が敏感でわずかな刺激でも強く反応します。このため、冷たい空気や線香・花火・たばこの煙などアレルゲンではないものが発作の原因となることもあります。カゼも重要な原因の一つです。また、天気も関係があり、雨や台風のときに発作を起こしやすくなります。
小児ぜんそくのおもな症状は、せき、喘鳴、呼吸困難などです。これらの症状で医療機関を受診すると、まずは「問診」が行われます。症状が出始めた時期や起きやすい状況、他のアレルギーの病気があるかどうかを伝えます。とくに乳児期にアトピー性皮膚炎を発症した場合は、ぜんそくになる可能性が高いと考えられます。
また、両親にぜんそくやアレルギーなどの病気の既往症があるかなどの家族歴も考慮されます。